去年7月に発生した九州北部豪雨、朝倉市を中心に甚大な被害をもたらした。今年3月に閉校の予定だった松末小学校の校舎も被災し、そのまま閉校した。144年の歴史に幕を閉じ、被災から1年後におとずれると、誰もいなくなった校舎は、暖かい光と穏やかでやわらかい風に包まれていた。