四季折々、美しい自然に囲まれたこの地域は、農産業が盛ん。また、やきものの郷とも呼ばれ、伝統工芸品である「小石原焼」や「高取焼」を作る窯元が数多く存在する。
2017年7月5日「九州北部豪雨」により、東峰村は、甚大な被害を被る。家屋や農地も失われ、窯元も半数近くが被害を受けた。1年以上経った今でも、災害の爪痕が多く残っている。それでも、職人たちは、日々美しい焼き物を作る。そして村の人々は、笑顔絶やさず、復興へ向けて、前を向き続けている。11月下旬、もうすぐ冬を迎える東峰村だがどこか暖かい雰囲気に包まれていた。