食べるラー油「石垣島ラー油」で一大ブームを作った。コロナ禍で辺銀食堂は休業するも、新商品を生み出し続ける。
中国出身の暁峰と東京出身の愛理は石垣島に移り住んで23年になる。コロナ禍で休業した辺銀食堂は今、土産や雑貨を扱うセレクトショップ「石垣ペンギン」となった。しかし、二人にはある構想が。新たな辺銀食堂の形とは・・・。
石垣島ラー油を生み出した夫妻が今、力を入れているのは「はちゃぐみ」というお菓子。作るのは石垣島の福祉施設の皆さんで、愛理が目指すのは障害者が自活できる日本一の福祉施設。この「はちゃぐみ」は、作る人も食べる人もハッピーにするお菓子だ。
地元食材の料理が売りの辺銀食堂は、コロナ禍で休業することになった。このピンチに夫妻は店頭でお土産としての販売や通信販売に力を入れた。人気メニューを次々と商品化する中、一番のポイントは・・・
自宅の庭で栽培しているピパーチ(島胡椒)をはじめ、唐辛子、ウコン、黒糖など地元で親しまれて来た食材で作られている「石垣島ラー油」。そのラー油には、目には見えない作り手の幸運やパワーが含まれている。
優れた技術を持つ九州各地の匠たちを紹介している「匠の蔵」。
1月の匠は食べるラー油で一大ブームを作った石垣島ラー油の生みの親、辺銀暁峰、愛理夫妻。取材を担当した歌人・俵万智さんとナレーション担当のジョン・カビラさんが見どころを語ってくれました。