福岡県や東京都などで空き巣などを繰り返していた疑いで中国籍の男が逮捕・送検されました。被害総額は約7900万円におよぶということです。
逮捕・送検されたのは、中国籍で自称模具(金型)設計士のチェン・リドン容疑者(34)です。
福岡県警によりますと、チェン容疑者は中国籍の知人の男(40代)と共謀し、去年11月から今年1月にかけて福岡市内や東京都内で空き巣を計6回繰り返し、現金約8万円や時価2000万円の腕時計など、総額2167万円相当を盗んだ窃盗や住居侵入の疑いです。
チェン容疑者は2019年から短期ビザで日本へ出入国を繰り返し、福岡市や東京都や埼玉県内で空き巣や金庫破りなど計55件に関与し、被害総額は7893万円にのぼるということで、今回はこのうちの6件について逮捕・送検されました。
警察の調べに対し、チェン容疑者は容疑を認めています。
チェン容疑者と共謀した中国籍の知人の男は現在も逃亡していて、警察が行方を追っています。