福岡県北九州市若松区の沖合にある洋上風力発電所の建設現場で、男性作業員が右足を切断する事故がありました。
◆記者リポート
「男性が足を切断したのは係留作業をしていた船の上で、ボートに乗って港まで運ばれてきたということです」
若松海上保安部などによりますと16日午前7時すぎ、北九州市若松区響新港(ひびきしんこう)の沖合にある洋上風力発電所の建設現場で、58歳の男性作業員の足がロープに絡まり、右足の膝から下を切断しました。
男性は工事の資機材などを載せた台船を引っ張るタグボートの船長で、当時は横づけした台船に乗り移り係留作業をしていたということです。
男性に意識はあり現在、北九州市内の病院で治療を受けています。
海上保安部が事故の詳しい原因を調べています。