11日夜から12日朝にかけて、福岡市内でスリップが原因とみられる交通事故が相次ぎ、博多区では車が道路脇の標識の柱に衝突、運転していた20歳の男性が死亡しました。
警察によりますと、11日午後11時半過ぎ、福岡市博多区下臼井の県道で、博多駅方面へ走行していた普通乗用車が道路脇の標識の柱に衝突しました。
運転していたのは、近くに住む安本凌司さん(20)で、胸などを強く打ち、福岡県春日市内の病院に搬送されましたが、約3時間後に死亡が確認されました。
安本さんのほかにケガ人はいないということです。
当時、現場の路面は濡れていて、警察は、車がスリップした可能性もあるとみて、事故の原因を詳しく調べています。
また、福岡都市高速道路の天神北ランプ出口付近では、12日朝、スリップしたとみられるトラックが側壁に衝突しましたが、運転していた男性にケガはないということです。