10日夜から11日朝にかけ福岡県や山口県では大雨となり、北九州市では市立の小中学校などが一斉休校となっています。
活発な梅雨前線の影響で九州北部地方では10日夜から11日朝にかけて大雨となり、山口県下関市では11日午前1時半過ぎまでの1時間に観測史上最大となる85.5ミリの雨を観測しました。
この雨で北九州市では一時、最大で約5万5000世帯に避難指示が出されたほか、北九州市立の小学校や中学校などが一斉休校しています。
またJR山陽線の門司ー下関間が始発から運転を見合わせているほか日豊線、日田彦山線の一部の列車に遅れが出ています。
気象台によりますと、このあと12日昼までの24時間に降る雨の量は多いところで筑後地方で120ミリ、福岡地方で100ミリなどとなっていて、11日夜遅くから再び雨脚が強まる見込みです。
引き続き、土砂災害や河川の増水などに警戒が必要です。