ソフトバンクは28日、森唯斗投手(29)が福岡市内の病院で左肘の手術を受けたと発表した。4週間ほど入院予定。復帰時期は未定としているが、退院後の調整期間を踏まえると7月14日までの前半戦での復帰は極めて微妙な状況となった。
球団発表によると、受けたのは利き腕と反対の左肘の「関節滑液包切除」および「洗浄、左肘頭掻爬(そうは)」の手術。
4月30日に左肘の腫れで出場選手登録を外れた森は、病院で「左肘関節化膿(かのう)性滑液包炎」と診断され1週間程度入院。5月12日にリハビリ組に合流した際は微熱が続いており1週間程度の通院治療が必要とされていたが、その後は熱が下がり体調が回復。通院の回数が減り、ぶり返しのないよう慎重に状態を見極めながら練習を続けていた。
ソフトバンクは8セーブを挙げていた森が離脱した後、セットアッパーのモイネロが主に抑えを務めていた。そのモイネロはキューバ代表として東京五輪予選に出場するため既に離日している。
プロ野球の今季日程は球宴の後の7月19日〜8月12日は東京五輪開催に伴い中断。後半戦は8月13日にスタートする。