◇ウエスタン・リーグ ソフトバンク9‐7広島(5日・タマスタ筑後)
右肩不調などで出遅れている東浜が今季5度目の2軍戦登板に臨み、先発で7回途中6失点(自責点5)だった。
満塁弾を含む3本のアーチを浴びたが、球数はここまで最多の109球。首脳陣が1軍昇格の一つの目安とする100球を初めてクリアした。
投球を見守った倉野ファーム投手総括コーチは「いい悪いがはっきりしていた。ここが最終とは設定していない」と1軍昇格について明言を避けた一方で、結果だけが昇格の条件とはならないことを強調。「もともとリハビリからスタートしているのでコンディションをみながら。 今日の状態と明日以降の体の状態を見ての話し合いになる。球数を投げて問題ないことは確認できたので、そこは安心材料」と話した。
エース千賀が長期離脱で不在となった1軍の先発ローテは苦肉のやりくりが続いており、開幕ローテ入りしたメンバーでは高橋礼が2軍再調整中で、4日に先発したばかりの笠谷は中継ぎへの配置転換が決定。次週は現在一時的に出場選手登録を外れている武田が11日に先発するとみられ、東浜は12日にも今季初めて1軍の先発マウンドに上がる可能性がある。