◇オリックス5-4ソフトバンク(2日・京セラドーム大阪)
一発攻勢で沈んだソフトバンクが敵地でのオリックス戦で2カード続けて負け越した。
先発の松本は4回まで無失点。立ち上がりから走者を出しながら粘っていたが、中盤につかまった。5回に宗に先制2ラン、6回はモヤに2ラン、伏見にソロを浴びるなどして計5失点。山崎福に抑えられていた打線が7回から反撃し救援陣も攻めて1点差まで追い上げたが届かなかった。
今季初登板だった中継ぎで2年ぶりの白星を挙げた松本は、4月11日に「ブルペンデー」の位置付けで先発を任されて以降、今回が4週連続の先発マウンド。今季初めて6回まで投げて最多の108球を投げたが2年ぶりの先発白星はつかめなかった。
松本「打たれてしまったボールは、全部失投だと思います。大事な場面での集中力、慎重さが足りなかった。申し訳ないです」
チームは昨年まで7年連続で勝ち越し中のオリックスに今季最初の顔合わせだった京セラドーム大阪での3連戦(3月30日〜4月1日)で1勝2敗と負け越しており、今季通算でも4勝5敗と黒星が先行。4月27日から始まった9連戦は2カードを終えて2勝4敗となり、この間に先発陣は武田とマルティネス以外に白星がつかないなど引き続き苦しい状態となっている。
3日の楽天戦(ペイペイドーム)は今季初登板となる二保が先発する。