◇ソフトバンク4-1楽天(21日・ペイペイドーム)
同率首位で並んで迎えた楽天との2連戦で連勝したソフトバンクが今季最多の貯金を「6」に更新した。
3回にグラシアル、栗原、中村晃の適時打で3点を先取。2点差に迫られた7回は2死一、二塁からグラシアルの適時打でリードを広げた。先発の和田が6回途中1失点で2勝目。9回を締めた森がリーグ最多に並ぶ6セーブ目を挙げた。
お立ち台に上がったのは森、そして2試合連続マルチ安打でチーム最多の打点を17に伸ばした4番栗原。森に続いてインタビューを受けた栗原が「9回は森さんが必ず抑えてくれるのでなんとか勝ってる状態で渡せるように頑張ります!」と持ち上げると、下で聞いていた森は無表情を装いながらもわずかに含み笑いを浮かべた。
その後、2人でグラウンドを回ってファンにあいさつし、カメラマンの前で両手を上げてポーズ。森にわざと強く腕をつかまれた栗原は「 痛い、痛い」と叫びながら顔をしかめていた。