◇オリックス7-2ソフトバンク(31日・京セラドーム大阪)
大敗したソフトバンクの開幕からの連勝は4で止まったが、負けても収穫のある試合となった。
今季初登板の大竹が初回に大荒れの内容で崩れ3回7失点で降板。早々と試合の大勢が決まったことから4回以降は田浦、高橋純、川原と連勝中に登板機会のなかった3投手がマウンドに上がり、開幕1軍メンバー全員が登板したことになった。
さらに右翼で先発し、途中から左翼を守っていた栗原が7回から甲斐に代わり捕手として出場。高橋純、川原とのバッテリーで計2回を無失点に抑えた。栗原がレギュラーシーズンでマスクをかぶったのは昨年11月9日の最終戦以来。今季は外野をメインに一、三塁、さらに甲斐、高谷に次ぐ”第3捕手”としての役割も担うだけに、シーズンの早い段階で投手の球を受けたことは有事の際に生きることになりそうだ。