太平洋戦争末期の大刀洗空襲から76年となる27日
福岡県筑前町で、犠牲者を悼み平和を願う献花が行われました。
犠牲者が眠る筑前町の熊ケ山にある「平和の碑」の前には
献花台が設けられ、町民など約20人が花を手向けました。
1945年3月27日から7度にわたった大刀洗空襲では、
現在の筑前町と朝倉市にまたがる一帯にあった陸軍の飛行場が、
アメリカのB29による爆撃を受け、
千人以上が犠牲になったと言われています。
戦争の記憶を伝える大刀洗平和記念館では午後6時から
平和を願うキャンドルおよそ1400個をともして
祈りが捧げられました。