◇ソフトバンク8-2ロッテ(26日・ペイペイドーム)
球団41年ぶりに開幕戦で4本塁打を放ったソフトバンクが開幕戦5年連続勝利を飾った。
1点を返され2点差と迫られた直後の6回に貴重な2ランを放ったのは柳田。先頭で四球を選んだ今宮を一塁に置いて、二木のフォークを豪快なスイングで右中間スタンドへ運んだ。
この直前の守備では、石川がマーティンにソロを浴びなお満塁のピンチを招きながらも追加点を許さずしのいでいた。柳田は「(石川)柊太が頑張ってくれているんで。(今宮)健太も出ていましたし、何とかここで追加点をという気持ちでした。『ためて、ためて、解放!』って感じで!」とコメントした。
石川は開幕投手に決まった際、柳田に「いつも通りスピーディーに。開幕から試合が早いのは助かるわー」と言われたという。昨年のスピードアップ賞を受賞した右腕は「そういう意味でのプレッシャーはあります」と冗談めかして話していたが、迎えた開幕戦の試合時間は2時間34分。期待に応えて?序盤からテンポよく試合をつくった石川を援護する一打を放ち、柳田は「開幕戦だからというわけではないが、やっぱりいい形で勝ちたいし、打てて良かった」と振り返った。