両アキレス腱のコンディション不良でリハビリ中の柳田悠岐外野手(32)が守備練習を始めた。
福岡・筑後のファーム本拠地で中堅の守備位置につき本塁方向からノックで打ち上げられた打球を捕球。そのまま送球はせずに投げるまでの動作をするなど、守りの際の感覚を確かめていたようだ。
2月のキャンプ全期間をリハビリ組で過ごした柳田は足に負担のかからない練習メニューにとどめる一方でフリー打撃では快音を連発。小久保ヘッドも「打つ方は心配していない」としており、3月26日の開幕を定位置の「中堅」か、あるいは守備に就かず「指名打者」で迎えるかが注目されている。
今月3日には同じくファームでリハビリ中のエース千賀とシート打撃で対戦。空振り三振、見逃し三振、打点付きの犠飛の結果に、柳田は「ごっつ速かった。もっと投手の球を打っていかないと」とコメントしていた。
開幕まで3週間。逆算すれば今季初の対外試合出場も近いとみられ、昨年のパ・リーグMVPは攻守で徐々にギアをあげていくことになりそうだ。
(TNC「ももスポ」5日オンエアより)