2019年、太宰府市で主婦を暴行し死亡させたなどとして懲役22年の判決を受けた女ら被告2人が、判決を不服として3日までに控訴しました。
太宰府市の無職・山本美幸被告(42)と岸颯被告(25)は2019年10月、佐賀県の主婦・高畑瑠美さん(当時36)を監禁し、ナイフで突き刺したり木刀で殴ったりするなど繰り返し暴行を加え死亡させた傷害致死などの罪に問われていました。
1日、1審の福岡地裁は「人としての尊厳を踏みにじり生命を奪った」などとして、山本被告に懲役22年、岸被告に懲役15年の判決を言い渡しました。
その後、山本被告ら2人はこの判決を不服として、3日までに控訴したということです。
一方、地裁判決では死体遺棄の罪については無罪となっていて、福岡地検も控訴するかどうか検討しているということです。