2021/02/16 19:35
ソフトバンクのドラフト1位ルーキー、井上朋也内野手(18)が16日、対外試合デビュー戦でいきなり安打を放った。
ひなたサンマリスタジアム宮崎で行われた巨人との2軍練習試合に「4番三塁」で先発出場。無安打で迎えた3打席目、1軍通算214試合9勝2敗の実績があり今季は育成選手の左腕、高木京介から中越え二塁打をマークした。
対外試合は約半年ぶりで、プロとしては初めて。初回の守備で先頭打者の打球がいきなり三塁に飛んできてややあわてる場面もあった。「びっくりした。やばいと思った」と処理に手間取ったこともあっての内野安打。冷や汗まじりに振り返りながらも、引きずることはなかった。「回を重ねていくことに緊張がほぐれていった」という。
そして迎えた7回。先頭で打席に入った井上は「自分が打てそうなところにきたので」とスイング。逆風ながら打球はグングンと伸びていき、二塁までたどり着いた。
キャンプ中の11日にはA組も1日体験。主力と同じ空間で汗を流し、大きな刺激も得た。注目される中で大きな一歩を踏み出した18歳は「少しづつ自分の(打つ)ポイントがわかってきたので、これを継続していきたい。1年目はけがすることが多いといわれるが、けがなく1年間やっていくことを目標に」と意気込んだ。
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