2021/02/11 19:05
ソフトバンクのドラフト1位井上朋也内野手(18)、3位牧原巧汰捕手(18)が11日、主力が練習するA組に初めて合流した。
宮崎キャンプはこの日が第3クール最終日。ここまでB組で練習してきた2人は1軍のレベルを体感するために呼ばれ、ウオーミングアップから先輩たちに交じって体を動かした。 午後からのシート打撃では主力投手と対戦、井上は杉山の151キロを空振りして三振するなど安打こそなかったが、持ち味の思い切りのいいスイングで首脳陣にアピールした。
もともと緊張するタイプではないという井上は「いい体験をさせてもらいました」と泰然。王会長らにもらったアドバイスを胸に刻み「打席の中であれだけ振れたらいいと言ってくださったのでそこは継続していきたい。フォームの改善だったり、コーチの方と話しながら」とレベルアップを誓った。
そんな井上が何よりも驚いたのは声だったようだ。若手だけではなく松田、川島をはじめとしたベテランも球場いっぱいに響くような大音量の声で練習を盛り上げる。声を出すことは「得意ではないです、普通」と言いながらも「思った以上に皆さんが出していて、僕も出さないといけないなと思った」と負けじと声を張り上げたという。
今回のA組体験は1日だけの予定「取り組み方だったり、すごいなと思うところがあった。B組にいっても継続したい」と目を輝かせた。
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