2021/02/10 18:15
ソフトバンクの高橋礼投手が10日、アンダースローの”代表”としての東京五輪出場に意欲を見せた。
日本代表「侍ジャパン」の稲葉監督が12球団の最後にソフトバンクのキャンプを視察。2019年の秋の国際大会「プレミア12」などで代表歴のある高橋礼も言葉を交わし、激励の言葉を受けた。
プレミア12で高橋礼は先発、救援として3試合に登板して2勝。貴重な役回りをこなし世界一に貢献した。今夏の五輪へ向けて「去年(20年)は大会をやれいないし、今年結果を出した人が選ばれる。やれるとことはやっていこうと思う」と意気込んだ。
代表入りを目指すのは自分のためだけではない。球界で”絶滅危惧種”といわれるアンダースローの系譜を未来へつなぐためにも、強い使命感を持って五輪イヤーに臨む構えだ。
「国際大会で使えるんだなと思われていくことが大事。僕が打たれると、年を重ねたときにアンダーは国際大会で使えないとなってしまう。限られた人しかできないし、アンダーが活躍してきたという伝統みたいなものは大事にしたい」
昨年はチーム事情もあり救援でフル回転した右腕は、今キャンプでは先発復帰を目指し調整中。五輪も視野に「先発でも中継ぎでもやれるというところで僕とか(現楽天の)牧田さんとかが重宝されてきている。そういう準備をしていきたい」と語った。
最新の福岡のニュース