2021/02/10 15:45
日本代表「侍ジャパン」の稲葉篤紀監督が10日、ソフトバンクの宮崎キャンプを視察した。
12球団キャンプ地視察の最後に訪問。あいさつした王球団会長に「ぜひ野球で金メダルを、頑張ってという言葉をいただいた」と激励されたことを明かした。
稲葉監督の就任以降もソフトバンクからは多くの選手が代表に選出されてきた経緯があり、これまで東浜、千賀、岩崎、高橋礼、嘉弥真、甲斐野、甲斐、今宮、松田宣、周東、柳田、上林らが試合や大会に出場している。
柳田の代表歴は現時点で2018年秋の日米野球が最後。結果的に東京五輪前の最後の国際大会となる19年秋の「プレミア12」は故障明けのコンディションを踏まえて辞退したが、もちろん今夏の五輪でも打線の要を担うであろう存在だ。
稲葉監督は「ある程度自分の中で構想をもちつつ過ごしていかなくてはいかないという中では、柳田選手は入っている」と明言した上で、工藤監督と話した内容の一端も明かした。
「彼が入って何番を打つかとか、そういう構想も少しづつ立てながら。ホークスでも1、2番を打ったりいろんな打順を打っているし、工藤監督もその辺はうまくこなせるよ、と話をされていた。まあ、まだ選手選考はこれからなので」
柳田は両アキレス腱のコンディション不良のため今キャンプでは千賀や東浜らとともにリハビリ中。患部の状態を確認しながら、室内での打撃練習ではフルスイングで強烈な打球音を響かせている。
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