2021/02/06 21:00
ソフトバンクの2年目右腕、津森宥紀投手が6日、今キャンプ初のフリー打撃登板で収穫を手にした。
最速145キロを計測。釜元、三森に柵越えを許す場面もあったものの、ストライクゾーンにテンポよく投げ込んだ。
「思ったよりストライクが投げられた。打者の方に聞いても球速以上に球がきている、と。ファウルとか空振りもあったのでよかった」
第1クールでは3日間全てブルペン入り。体の使い方、フォーム、課題の制球などを意識しながら調整を続け、その成果を見せた形だ。「ブルペンよりうまく(体を)使えた感じがあった。自分の中では去年よりうまく進んでいると思う」と手応えを口にした。
昨年はプロ初登板で史上初めて第1打者に満塁弾を浴びるデビューを飾り、3日後にルーキー一番乗りでプロ初勝利。一方でシーズンを通しての登板は14試合に止まっただけに「今年は1年を通して1軍にいて結果を残したい」と力を込めた。
新任の小久保ヘッドは同じ和歌山県出身。昨年はキャンプ中に食事に誘ってもらうなどしたが、同じユニホームを着ることになった今年はまだ接近できていないという。「しゃべれてないですね。投手と野手で時間も違うので…」。大先輩の下、1軍でシーズンを完走するためにも今後の実戦でアピールを続けていく。
最新の福岡のニュース