2021/02/05 19:00
ソフトバンクの工藤公康監督が5日、外野のレギュラー奪取を目指す上林がかもし出している”逆襲の予感”に目を細めた。
上林は1月の自主トレで米レッズの秋山に初めて弟子入り。工藤監督はメディアの情報を通してその内容をチェックしたが、今キャンプでの打撃練習で去年までとの違いを感じ取ったという。
「いまのところ打球も左中間に飛ぶようになってるなあ、と。去年だったら弱い打球だったのが、強めの勢いある球になっている。その辺は自主トレの成果が出せているのではないか」
2017、18年と続けて規定打席をクリアした上林も19、20年は故障と不振で低迷。復活を懸ける今キャンプには例年以上に強い意気込みで臨んでおり、第2クール初日の5日は昨年ブレークした栗原とともに、王会長、工藤監督、小久保ヘッド、城島アドバイザーらが見守る中での特打で汗を流した。
工藤監督は「秋山君のところでやって、今まではセンターから引っ張りだったのを左中間、レフト方向へコースにさからわずにもっていく、と。そういうのをもとにして自分の打撃をつくっていくのではないか」と今後の実戦が楽しみな様子だった。
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