2021/02/02 20:15
ソフトバンクで次世代の大砲候補と期待されるリチャード内野手(21)が王貞治球団会長の熱血指導でつかんだ感覚を明かした。
助言の内容は「おととしと同じ」といい、具体的には「もっと早く素振りできるように。ボールとバットをミートさせることを意識しなさい、と。パワーではなく素振りでシュパーンという、感じ」と独特の表現で明かした。
前日1日には、小久保ヘッドから「アメフト好きか?」と聞かれたリチャード。その真意は「 アメフトの選手ってキレあるだろ。このキャンプはキレを意識してやれ」 だったが、そのやり取りを思い出したかのように「あー、そうです。言われたことは同じです」と説明した。
キャンプ2日目のスイング量は室内練習場での打ち込みも含めて「余裕で1000は超えている」という。その結果、いまは左手にマメができている。そのことを「右ができていない、左ができてないならいいじゃないかと言われました、小久保ヘッドに」と喜んだ後、「いや、王会長かな?」と思い出しながら笑顔を浮かべた。
現在の体重は120キロほど。自主トレの師匠、西武・山川は「体重で飛ばす」というが、その山川は108キロだという。「やせないと。山川さんは108で飛ばすんで、それ以上飛ばしても意味ない。やせます」と宣言した。
練習中、王会長が見守る中でのロングティーではスイングスピードを意識する中で軽く振って飛ばす感触を理解したという。「これでもさく越えするんだな、と。王会長もそんなんでいくんだから、そんなんで振ればいいんだよと言っていただいた。」とうれしそうに話した。
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