TNCが検証を続けている太宰府事件で、遺族が佐賀県警から脅迫音声の文字起こしを求められたと主張していることをめぐり、これを裏付ける記録が新たに見つかりました。
これは遺族側の弁護士が作成した記録です。
遺族から聞き取った内容として「今、テープ起こしをしている」と記されています。
この事件をめぐり、死亡した高畑瑠美さんの遺族は2019年9月、山本美幸被告らからの脅迫電話を録音し鳥栖警察署に相談しましたが、被害届の受理を拒まれた上、脅迫電話の文字起こしを求められたと主張しています。
これに対し佐賀県警は「文字起こしを求めたことはない」として、対応に不備はなかったとする内部調査の結果を公表しました。
遺族は16日会見を開き、佐賀県警の対応を改めて批判するとともに第三者による再調査を求めています。