北九州市で新型コロナウイルスの感染対策を踏まえた避難所の設営訓練が行われました。
訓練は北九州市戸畑区の大谷小学校の体育館で行われ、地域の自治会長や市の職員など約40人が参加しました。
今回の訓練は新型コロナの感染防止に重点が置かれ、参加者は、ひとり用と世帯用の段ボールの間仕切りを実際に組み立てて、設営の手順を確認しました。
さらに訓練では、発熱などの症状がある人との接触を避けるための専用のスペースも設けられました。
◆戸畑区役所 総務企画課地域防災担当係長
「災害が起きて避難所に避難する際は、こうした対策をしっかりしているので安心してきていただければと思う」
北九州市は今後、避難所の数を増やしてそれぞれの受入数を半数以下に減らし、密を防ぐ対策も講じたいとしています。