新型コロナウイルスの影響で、福岡県内のデパートの4月の販売額が2019年の同じ月に比べ、80パーセント以上落ち込んだことが分かりました。
九州経済産業局のまとめでは、九州にある18のデパートの4月の販売額は103億7000万円あまりと、2019年の同じ月に比べ73パーセント減りました。
販売額の減少は4カ月連続です。
このうち福岡県内のデパートは2019年の同じ月より82・1パーセント減少し、特に衣料品の販売が不調でした。
緊急事態宣言の発令に伴う臨時休業や外出自粛などが、大きく影響したとみられます。
また、九州では、スーパーの4月の販売額が2019年の同じ月より落ち込んだ一方、ドラッグストアは増加しました。
また、ホームセンターもDIY用品の需要の高まりなどから増えています。