福岡県の小川知事が、休業要請に従わないパチンコ店の店名公表に踏み切る考えを示す中、県内では一部の店が28日も営業を続けています。
【記者】
「福岡市南区のパチンコ店です。この店は、きょうも午前10時から営業を開始していて、多くの客が足を運んでいます」
県内のパチンコ店には県から休業要請が出されていますが、この店は28日も営業を続けています。
店員はTNCの取材に「あすも通常通りの営業を予定している」と話しました。
こうしたパチンコ店に対し、福岡県の小川知事は27日、再度の休業要請に従わない場合、新型コロナウイルス特措法に基づき店名の公表に踏み切る考えを示しました。
県によりますと県内にはパチンコ店が365店舗あり、26日の時点で22店舗の営業を確認しています。
県はこれらの店舗に文書で通知していて、29日午前10時の時点で営業を続けている場合、店舗名や住所などを県のホームページで公表することにしています。