長崎県壱岐市で新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されました。
感染が確認された男性は福岡市の博多港発の高速船を利用していました。
長崎県によりますと感染が確認されたのは京都府から12日壱岐市に転入してきた30代の自営業の男性です。
男性は12日神戸市や大阪市で接触した知人に陽性反応が出たことを知り保健所に連絡。
13日、PCR検査を受けたところ「陽性」が判明しました。
【記者】
「感染した男性が乗っていた船です。船内では消毒作業が行われています」
男性は12日、新幹線に乗って博多駅に移動したあと博多港から午前10時半発の高速船を利用して壱岐市に入りました。
男性が利用した高速船は座席や手すりなどの消毒を行った上で運航を続けています。
男性は入院していますが感染拡大を防ぐためにけさまで2日間壱岐市内でテントに宿泊していたということです。