10日から各流(ながれ)のかき山笠(やま)が動き出した博多祇園山笠。
この祭りの安全を祈願するため博多の総鎮守・福岡市の櫛田神社で「献華(けんげ)・献茶式」が執り行われました。
神事は博多祇園山笠振興会の役員や各流の総務など約30人が参列して厳かな雰囲気の中で行われ、嵯峨御流(さがごりゅう)の生け花と南坊流(なんぼうりゅう)の作法でたてられた茶が神前に奉納されました。
この茶が参列者にも振る舞われたあと櫛田神社の巫女が「浦安の舞」を奉納し、安全を祈願しました。
10日に「流(ながれ)がき」で各流のかき山笠が動き始め、「静」から「動」に変わった博多祇園山笠はフィナーレとなる7月15日早朝の「追い山笠(やま)」に向けて熱気が一気に高まります。