「夏の交通安全県民運動」が、10日から始まり、福岡県北九州市では、通勤・通学の時間帯にヘルメット着用などが呼びかけられました。
10日朝、北九州市八幡東区荒生田の交差点では、八幡東警察署員や地元の専門学校の生徒らが、自転車に乗る際のヘルメット着用を呼びかけました。
道路交通法の改正で、去年4月から自転車に乗る際はヘルメット着用が、努力義務となっています。
しかし、去年7月に行われた調査では、福岡県内の着用率はわずか10%でした。
警察は、ヘルメットの着用で事故にあった際の致死率が、約4分の1に抑えられるとして、着用を呼びかけています。
◆八幡東警察署 山村祐也 交通課長
「自転車に乗車している人の命を守る大切なものになります。非常に有用なものなので、(ヘルメット着用を)強く呼びかけています」
夏の交通安全県民運動は、7月19日までです。