25日､福岡県筑後市の筑後警察署で車が炎上した事件で､車に火をつけ重傷を負っていた25歳の運転手の男が死亡しました｡

筑後警察署では25日午後3時すぎ､筑後市に住む25歳の会社員の男が車で警察車両に追突したあと､自ら火をつけ車が炎上していました｡

男は全身にやけどを負う重傷で病院で治療を受けていましたが､警察によりますと､26日夜､搬送先の病院で死亡したということです｡
　
死因は重症熱傷でした｡

この事件をめぐっては､男が車内に大量のｶﾞｽﾎﾞﾝﾍﾞのようなものを乗せていたほか､可燃性の液体を車内にかけ火をつけていたことが分かっています｡

男は事件の前に夫婦間のﾄﾗﾌﾞﾙや自宅のぼや騒ぎで警察沙汰になっていて､警察は男が何らかの恨みを抱き今回の犯行に及んだとみて､引き続き捜査を続ける方針です｡