今年2月､福岡空港で日本航空の機体が夜の門限に間に合わず､引き返したことを受けて北九州空港での代替着陸の検討が始まりました｡



14日､北九州市役所で行われた会議には､福岡県や北九州市のほか､日本航空など関係する27団体の担当者が集まり､北九州空港での代替着陸について話し合いました｡

福岡空港では今年2月､着陸予定だった日本航空の機体が午後10時の“門限”に間に合わず羽田空港に引き返す事態となり､福岡県の服部知事が24時間利用可能な北九州空港の活用を検討する考えを示しています｡



代替着陸を行う場合に課題となるのは､北九州空港に着いた機体の乗客が利用する交通手段の確保で､14日の会議では､行政がﾊﾞｽやﾀｸｼｰなどの事業者に協力を呼びかけていました｡

◆日本航空福岡空港支店　新一海 部長
｢(今年2月は)北九州空港からの2次交通という部分の準備ができなかったというところで(代替着陸を)断念した｡業界のみなさんのご協力を得ながら､2次交通､北九州から福岡への交通をしっかり構築していきたい｣

今後､ｺﾞｰﾙﾃﾞﾝｳｨｰｸをめどに､代替着陸の受け入れ体制を整えていく方針です｡