福岡市の博多港に30日午前､約3年ぶりに国際ｸﾙｰｽﾞ船が寄港し､大勢の外国人が市内観光を楽しんでいます｡



30日午前7時ごろ､博多湾に入ってきたのは､ﾊﾞﾊﾏ船籍のｸﾙｰｽﾞ船｢ﾎﾞﾚｱﾘｽ｣です｡

2月23日にｲｷﾞﾘｽを出発し､ｼﾝｶﾞﾎﾟｰﾙや香港などを経由して博多港に到着しました｡

海外からのｸﾙｰｽﾞ船は､新型ｺﾛﾅの影響で入港が途絶えた2020年1月以来3年2ヶ月ぶりで､ｸﾙｰｽﾞｾﾝﾀｰでは和太鼓の演奏で820人の乗客を歓迎しました｡



◆乗客
｢日本に来るのを楽しみにしていました｡行きたいところに全部行きたい｣

◆記者
｢何が食べたいですか?｣
◆乗客
｢魚です｡素晴らしい!｣



ｸﾙｰｽﾞ船の乗客の多くは大型ﾊﾞｽに分乗し､歴史ある寺や神社が立ち並ぶ博多旧市街などの観光に向かいました｡

ｸﾙｰｽﾞ船｢ﾎﾞﾚｱﾘｽ｣は30日午後8時に博多港を出港し､次の寄港地､神戸に向かいます｡