新幹線の車内で座席の間違いを指摘されたことに激高し､車掌の男性を殴るなどして軽傷を負わせた女が現行犯逮捕されました｡


傷害の現行犯で逮捕されたのは､山口市の自称会社役員､鈴木裕美容疑者(61)です｡

警察の調べによりますと､鈴木容疑者は11日午前9時半ごろ､新山口駅と小倉駅の間を走行中の山陽新幹線の車内で､30代の男性車掌に座席の間違いを指摘されたことに激高し､顔を殴りつけて髪を引っ張るなどの暴行を加えて軽傷を負わせました｡

事件当時､鈴木容疑者は酒に酔った状態で､警察の調べに対し｢酒を飲んでいたので覚えていない｡正当防衛だ｣などと供述して容疑を否認しているということです｡

警察は当時の詳しい状況を調べています｡