◇ソフトバンク8-4広島(9日・ペイペイドーム)
ソフトバンクは1分を挟んで3連勝。苦しんでいた週前半(火〜木曜)のカードは交流戦8試合目にして初勝利となった。
先発の東浜が7回4失点で今季3度目の登板で初勝利。打線は同点の5回2死満塁で中村晃が勝ち越し2点打を放つなどこの回5点を挙げた。
打撃の状態が上がらず5月25日に1番で先発したのを最後にベンチスタートが続く周東は7回、死球で出塁した中村晃の代走で出場。投手が4番手の島内に代わったところで、けん制に戻りきれずアウトとなった。セーフ判定が広島ベンチのリクエストで覆ると、周東は硬い表情のままベンチ裏へ姿を消した。
昨年50盗塁で初タイトルを獲得した周東は現在リーグ2位の16盗塁。スタメンを外れても主に足の切り札として起用されているが、5月26日の中日戦(バンテリンドームナゴヤ)でプロ入り後初のけん制死、6月1日のDeNA戦(横浜)では1点差の9回に相手のミスに乗じて一塁から一気に三塁を狙ったが相手の好送球に屈しアウトとなった。8日の広島戦(ペイペイドーム)では同点の9回に柳田の打席で二盗を試みるも相手バッテリーに外されアウト。いずれも代走で好機を広げられない展開が続いている。