ソフトバンクは4日、米フロリダ州で行われていた東京五輪の米大陸予選にキューバ代表として出場していた3選手の再来日スケジュールを発表した。
再来日するのはアルフレド・デスパイネ外野手(34)、リバン・モイネロ投手(25)、育成のアンディ・ロドリゲス投手(22)で、7日に現地を出発、8日に日本へ到着する予定。待機期間満了後の23日にチーム合流する見通しだ。初戦のベネズエラ戦でプレー中に左肩を負傷したとみられるデスパイネの状態については改めて公表するとしている。
キューバは今回の予選で初戦から2試合連続で黒星。1次ラウンドで敗退し、野球が五輪の正式種目となった1992年以降では初めて出場を逃した。今回の予選で決勝ラウンドに進み1位なら五輪出場決定、2、3位の場合はメキシコで開催される最終予選に回っていたが、結果的に3選手の離脱期間は最短にとどまることになった。
モイネロはソフトバンクで今季20試合に登板して防御率0・45。守護神の森が左肘の腫れで離脱して以降は主に抑えを任されていた。モイネロが24日に離日した後に開幕した交流戦でチームは2勝5敗2分け。9回を任されている岩嵜につなぐ7、8回が不安定で、期間中5敗のうち4試合が1点差負け、残りの1試合も2点差と競り合いで勝てないパターンが続いている。
予定通りモイネロが23日に合流した場合、調整期間を含めても前半戦(7月14日まで)で復帰することになりそうだ。