◇ソフトバンク8-3巨人(29日・ペイペイドーム)
4番に入って勢いの止まらない柳田がまた”逆方向”へアーチを架けた。
0-2の2回、先頭で打席へ。サンチェスが投げた低めのカットボールに体勢を崩されながらも左翼ポール際へ運んだ。「いいスイングができたと思う。切れると思ったけど、そのまま入ってくれて良かったです」とコメントした。
今季2度目の2試合連発となる12号ソロ。巨人に2試合連続で初回に先制を許した後だったが、主砲のアーチで点火した打線は前夜の4発を上回る今季最多の5発と爆発した。チームは2019年からオープン戦、日本シリーズを含め巨人戦”14連勝”となった。
柳田は交流戦5試合で3本目のアーチとなり、いずれも逆方向への一発。今季通算12本のうち引っ張ったアーチは6本、中堅から反対方向も6本となり、ファンの間で”変態打ち”と称されるアーチが増加している。連続試合安打は13になり、チーム最多の打点は32となった。