◇ソフトバンク9-3巨人(28日・ペイペイドーム)
バレンティンが2年ぶりのセ・リーグとの対戦でよみがえった。
交流戦開幕カードの中日3連戦はDHがなくいずれもベンチスタートだったため、この日が交流戦初スタメン。2回1死の1打席目、畠の外角球を左翼テラス席へ勝ち越しの今季1号ソロを放った。広報を通じ日本語で「2021年、第1号ホームランです。超気持ちいい。(通算300号へ)あと2本ですね」とコメントした大砲は、四球を挟んで5回の3打席目で桜井から左翼席中段へ特大の2ランを運んだ。ここでも日本語で「あと1本です」とコメントした。
コロナ禍で来日が遅れた移籍2年目のバレンティンは今月18日に1軍昇格。交流戦前の5試合で打率2割、交流戦では中日戦2試合に代打出場して四球、右飛だった。昨年は交流戦がなく日本シリーズでの出場機会もなかったため、オープン戦を除く巨人との対戦はヤクルト時代の2019年以来。この年の巨人戦ではカード別で最多の10本塁打を放った。