高橋純平投手(24)が8日、右手骨折のため出場選手登録を抹消されリハビリ組に合流した。
7日の西武戦(ペイペイドーム)前に違和感があったとみられ、球団によると同日に福岡市内の病院で検査を受けた結果「右第4中手骨基部骨折」と診断された。8日の同カード前に報道陣に対応した工藤監督は「倒れたのか、何かの拍子で当たって打ったのか。そういうのも含めて不注意。利き手は避けないといけない」と話した。
高橋純は6年目の今季、開幕1軍入りここまで10試合で1勝1敗2ホールド、防御率0・00。故障の影響で1軍登板なしに終わった昨年の悔しさを晴らすように、展開にかかわらずマウンドに上がりイニングまたぎをこなすなど存在感を示していた。
8日は筑後のファーム施設でリハビリ。右手の固定具の上に包帯を巻いたまま、メディシンボールを用いて体幹、肩や肘のインナーマッスルを強化するトレーニングなどに取り組んだ。包帯が取れるまで2週間程度を要するとみられ、投球練習再開はその後になる見通しだ。
(取材=内藤賢志郎、大和拓未)