◇ソフトバンク4-1楽天(21日・ペイペイドーム)
4試合連続登板の泉が「浅村斬り」で開幕からの連続試合無失点を14に伸ばした。
3-0の6回、先発の和田が先頭の岡島にソロ本塁打を浴び2点差。1死から連打を許し一、二塁とピンチを背負ったところで、左手のアクシデントのため降板した。続く嘉弥真が辰巳を抑えて2死一、二塁。4番を迎えるところで泉がマウンドに送り出された。
浅村との対戦は今季2度目。前回10日はスライダーで投ゴロに仕留めている。この時と同じスライダーから入り、1ボールからの2球目もスライダー。真ん中付近に入ったところを捉えられたものの、痛烈な当たりは二塁手正面へのライナーとなり反撃ムードを断ち切った。
「良い当たりをされてしまいましたが、守備に助けてもらいました。チームの勝利に貢献できて良かった。次はもっといい投球ができるように頑張ります」
昨年は開幕から一度も降格することなく1軍でシーズンを完走。今季も開幕から場面を選ばず投入されており、強力な布陣がそろうブルペンの中でも貴重な存在として役割を果たしている。ここまで14登板はリーグ最多。試合のなかった19日を挟んで、4試合連続登板は今季自己最長だった。