◇オリックス7-2ソフトバンク(31日・京セラドーム大阪)
初めて開幕1軍入りしながらここまで登板機会のなかった田浦が2年ぶりに登板した。
先発の大竹が3回7失点と崩れ、4回から田浦がマウンドへ。球威のある直球とチェンジアップ、スライダーなどをテンポよく投げ込み、2回をパーフェクトの内容だった。「マウンドに上がるまでは緊張したが、上がってからは落ち着いて投げることができた。ストレートでバッターを押し込むことができたのが良かった」と振り返った
高卒2年目の2019年にデビューし8試合に登板。米大リーグで活躍するダルビッシュにツイッターで称賛されたチェンジアップが話題となるなど飛躍が期待されたが、昨年は腰痛、左肩痛などに苦しみ2軍戦も1試合の登板にとどまっていた。
今春のキャンプはB組(2軍)で過ごしたが、オープン戦終盤に1軍に呼ばれ好投。滑り込みで開幕切符をつかみとった。1軍定着を誓う4年目左腕は「次の登板でも自分の持ち味をしっかり出して、結果を残していきたい」と意気込んだ。