◇ソフトバンクーロッテ(26日・ペイペイドーム)
昨年わずか43試合の出場に終わった今宮の一振りでソフトバンクが先手を奪った。
初回、昨年盗塁王の1番周東が中前打で出塁。相手バッテリーが盗塁を警戒する状況の中、二木の初球ストレートを振り抜きチームわずか4球で先制に成功した。
今宮は開幕戦の成績が過去3年間で計11打数7安打。めっぽう強いが、本塁打は初めてだ。「同級生の石川がいいテンポで投げ、周東が流れよく出てくれた。いいスイング、スタートが切れた」と話した。
昨年は8月下旬に故障離脱し、ポストシーズンまで出場することなくシーズン終了。今年のオープン戦には出場したものの、公式戦は約7カ月ぶりの復帰でいきなり快音を響かせた。