2021/02/18 18:10
ソフトバンクの宮崎春季キャンプは18日から第5クールが始まり、主力が練習するA組(1軍)にいずれも3年目の野村大樹内野手(20)と水谷瞬外野手(19)が合流した。
水谷は1軍出場はまだないが昨年は2軍戦で2試合連続アーチを放つなど開花の兆しを見せた。キャンプでA組に呼ばれたのは3年目で初めて。自主トレをともにする松田や牧原に声を掛けてもらいながら雰囲気にもなじみ、改めて気が引き締まったようだ。
「これまでA組に入るという目標でやってきたが、ここでアピールして生き残っていかないといけないと身に染みた」。新任の小久保ヘッドらの指導でバットを振り、フリー打撃では52スイング中2本の柵越えも披露した。
身長193センチ。もともとウエートトレーニングが好きで、入団1年目に90キロほどだった体重は増減がありながらも今キャンプ前に100キロ前後まで増えたという。キャンプでのハードな練習の成果で現在は97、98キロほど。恵まれた体格は大きな武器となる。
ソフトバンクはレギュラーの壁が高く、外野も柳田を筆頭にハイレベルな陣容がそろう。「外野手の層は厚いのでB組の中でも群を抜いて結果を出していかないと。長打力を見ていただいているとは思うが、確率を上げていかないといけないと思っている。確実性を上げていきたい」。3月で20歳になる新成人は貪欲にアピールを続けていく決意を口にした。
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