2021/02/03 18:52
ソフトバンクの工藤公康監督(57)が宮崎キャンプ第1クール最終日の3日、両ふくらはぎのコンディション不良でA組を離脱しリハビリを開始した今宮健太内野手(29)について説明した。
今宮は昨年、左ふくらはぎを痛め8月に離脱。出場はレギュラー定着後最少の43試合にとどまり、ポストシーズンでも復帰はならなかった。
工藤監督は今宮と小久保ヘッド、トレーナーが話した上で報告を受けたことを明かし、今回の決定について「自主トレでは問題なかったらしいけど、一番最初の動きだしが不安ということだった。(昨年の離脱後は)実戦もしていないので。自分でも確認しながらやりたいというので、それならということになった」と話した。
今後は慎重に状態を確認した上で、問題がないようならA組に戻る予定。病院などでの検査は「本人の安心感につながる」として様子を見ながら必要性を判断する。「彼はレギュラーとして出てもらわないといけない選手なので」と強調した。
最終日に今宮が離脱することになったものの、第1クールは大きな故障者はなく終了。「若い人たちは元気でやったようでした」と満足そうに目を細めたが、政府の緊急事態宣言延長によりキャンプは全日程を無観客で行うことになった。
工藤監督は「プロ野球はファンあってこそ。僕らも残念だが、この後もオープン戦、シーズンがある。そこでいいプレーを見せて、ああ、ホークスはいいキャンプを送ったんだねとファンに思ってもらえるようにしたい。緊急事態宣言が延長されたことも自覚して、生活の中でできることをして、一日も早く楽しみ合えるように祈るばかりです」と話した。
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