2021/02/03 13:00
ソフトバンクで新任の小久保裕紀ヘッドコーチ(49)が3日、報道陣の取材に応じ、大砲候補として昨年の就任会見で名前を挙げていたリチャード内野手(21)についての印象を語った。
プロ野球12球団の指導者として迎えた初めてのキャンプ。「去年見ていないので」と前置きしたうえで「けが人はちょこちょこいますが、今キャンプのテーマは野手の底上げ。バットスイングを増やして、そこそこいいスタートを切れたのでは」と振り返った。
昨年12月の会見で名前を挙げていたリチャードについては、現時点では「直接指導せず、見てるだけ」の状態という。本格的な指導は5日からの第2クール以降となりそうだが、小久保ヘッドが実際に見て分かった長所もあったようだ 「変な癖もないし、思ったより(打撃が)柔らかい。あのパワーはすごい魅力的。走れないけど、素直でかわいげがある」と期待を寄せた。
今キャンプの最大のテーマは三塁手争い。この点については「言葉はひとり歩きしているけど、三塁手は基本、松田でいく」と明言。その上で、栗原をはじめとした若手に”挑戦”させるのが狙いだ。「栗原に練習させているが、そこにリチャードも入ってくれば。リチャードはハンドリングが柔らかい。すぐに〈松田を)抜けるかどうかは別にして、そこにチャレンジしてくる若手が出てくれば」とイメージを口にした。
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