これまでにない新しい技術を持つ新興企業を支援する制度を今年度設けた福岡市は
その対象となる2社を選び、7日発表しました。
福岡市が新たな制度で支援を行うと発表したのは、福岡市に本社を置く
カイコ株式会社など2つの企業です。
市が今年8月に設けた「研究開発型スタートアップ成長支援事業」は
大学などが取得した特許を活用する新興企業を支援する制度で
事業拡大のための費用など、最大200万円を助成します。
はじめて選ばれた2社のうち「カイコ株式会社」は昆虫のカイコを使い
特殊なタンパク質を生産する企業で現在、
新型コロナウイルスのワクチン開発を進めています。
福岡市の担当者は今回選んだ2社について
「福岡から世界を変えていくような企業に成長してもらいたい」と
期待を寄せています。