不漁で高値が続くサンマを地域の人に味わってもらおうと、福岡市のホテルが「秋のさんま祭り」を開きました。
炭火で香ばしく焼きあげたサンマ、たっぷり脂がのった秋の味覚です。
福岡市東区のホテル、ザ・ルイガンズが開いた「秋のさんま祭り」。
北海道から取り寄せた約1千匹が用意され、うち5百匹は先着順に無料で振る舞われました。
今年のサンマは記録的な不漁が響き高値の状態が続いていますが、ホテルでは、コロナ禍の中でも支えてくれた地元の顧客のために、大盤振る舞いに踏み切ったということです。
◆来場客
「おいしい!」
「フワフワしてて、ちょうど塩加減もよくておいしいです」
「ことしはサンマが不漁と聞いていたので、食べられると思わなかった」
◆ザ・ルイガンズの担当者
「本当に楽しそうに嬉しそうにお子様も一緒に楽しんでいただいている。ホテルとしてはこれだけ人が来てくれることがうれしいので、やはりやってよかった」
コロナの影響が長引く中、地域への感謝を込めたさんま祭りー。
訪れた人たちは食欲の秋を存分に楽しんだようでした。