選挙区内の神社に現金50万円を寄付した疑いで、警察は9日、福岡県宮若市の市議会議員を書類送検しました。
宮若市の宝部勝市議(68)は、2019年11月、選挙区内にある地元の神社の行事に合わせ、社務所のエアコンの設備費名目で現金50万円を寄付した、公職選挙法違反の疑いが持たれています。
2020年7月、別の市議が警察に告発していて、捜査したところ、警察は冠婚葬祭における寄付行為に当たると判断し、宝部市議を9日付けで書類送検しました。
宝部市議はこの神社の氏子世話人会の副会長で、神社はすでに50万円を返還したということです。
調べに対し宝部市議は容疑を認めているということですが、TNCの取材には応じていません。