医療崩壊を防ぐため､福岡県が軽症や無症状の感染者の受け入れ先として借り上げたﾎﾃﾙに､第一陣の7人が到着しました｡

【記者】
｢午後3時40分すぎです｡軽症者などを乗せたﾊﾞｽがﾎﾃﾙに到着しました｡職員の誘導に従ってこれから中に入っていきます｣

軽症や無症状の感染者の受け入れ先として県が借り上げたﾎﾃﾙ､｢東横ｲﾝ北九州空港｣には13日午後､第一陣の7人が保健所が手配したﾊﾞｽで到着しました｡

ﾎﾃﾙには219室が用意されていて､感染者1人につき1部屋が原則ですが､ﾂｲﾝの客室に家族を相部屋にすることもあるということです｡

受け入れ期間中は医師や看護師のほか生活管理の県職員がﾎﾃﾙに常駐し､感染者の健康状態を観察することになっています｡

県内では感染者が既に360人を超え､指定医療機関に加えて協力医療機関でも患者を受け入れている状況で､県は､医療崩壊を防ぐため軽症者のﾎﾃﾙでの療養を進める方針です｡