【8月10日に発生した旦過市場での火災で、「映画の街・北九州」の撮影場所となった小倉昭和館が全焼しました】この度の火災に際し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早いご再建をお祈り致します。
「ソウル・ヨンドンポ超短編国際映画祭」の国際短編部門で「審査員特別賞」を受賞しました。
ドラマ版を再編集した「映画の街・北九州」短編劇場版がアジア最大級の短編映画祭
「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2021」ジャパン部門の上映作品に選ばれました。
上映会場、時間などの詳しい情報は以下のURLをご覧ください。
「映画の街・北九州」短編劇場版が
2021年9月に開催のインドネシア「バリ国際短編映画祭」で公式上映作品に選ばれました。
公式上映に選ばれたのは、「ショートフィルムフェスティバル&アジア2021」に続いて2回目です。
市内の映画館の観客数は、映画ファンが心置きなく映画を楽しんでいる状況に回復しているとは言えません。また、北九州市が支援していたドラマや映画の撮影は軒並み中止となり、市民は「エキストラ」による映画の参加も再開されていませんでした(今回の撮影がコロナ禍以降で初めての撮影となりました)
こうした中、北九州市とTNCは、映画館で「映画を観る楽しみ」「映画を一緒に作る楽しみ」を市民と共有したいと「映画の街・北九州」という動画を制作しました。
いつでも帰りたいなと思うのは、地元の空気を吸いたいから。
TNC北九州映画特集という素晴らしい企画に、自分の監督作を選んでいただいて光栄です。1985年に北九州の若松に生まれて、福岡市内で育ち、今は東京で映画や舞台やドラマを作っております。映画「私たちのハァハァ」は、北九州の女子高生4人が、バンドのライブを見るために自転車で1000キロ離れた東京に向かうロードムービーです。ハァハァというのは、興奮であり、溜息であり、息遣いであり。ステージに立つ人より、ステージを眺める子のエネルギーを描きたいと思って作りました。自分自身も、久留米の中高で自転車に乗りまくっていたので、東京なんてチャリで頑張れば着くんじゃないかという全能感から、生まれ故郷をスタート地点に設定したのです。
不安な日々が続いていると思いますが、こうして家で過ごす小さな夜に、パワーと元気を与えられる作品だと信じております。そして今、福岡に所縁のある光石研さんや松重豊さんが出演している「バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~」も毎週金曜深夜、某放送局にて楽しく放送しております。これはTNCのウェブですので、今のは独り言です。九州のテレビの中、がむしゃらで愛しいハァハァに出会ってくださいハァハァハァハァ。
北九州市内のとある映画館。館主で映写技師の賢一は、新型コロナウイルスの影響により経営する映画館を休業せざるを得ない状況となっている。
賢一の妻、良江は、落ち込む夫の姿を見て心配でならない。
そんな中、パン屋の美和との何気ない言葉のやりとりに励まされ、賢一は、前向きに歩き出そうとしていた。
映画館の上映再開に向け、映画監督の舞台挨拶の準備をしている賢一。
手書きのチラシを書き終わったちょうどその時、事務所の電話が鳴った。
コロナウイルスの感染を心配して映画監督が舞台挨拶を取りやめたとの連絡だった。
思うようにならず落ち込む賢一だったが、良江から手書きのチラシ作りを手伝うと励まされ、再び前をむく賢一だった。
出来上がったチラシを懸命に配る賢一。「密」による感染を警戒してか?チラシを受け取る市民の反応はよくない。
賢一の懸命な姿を見て、励ましてくれるのは映画館をいつも応援してくれる賢一の仲間達だった。
上映再開は決まり、賢一は自らを奮い立たせる「ここは映画の街なんだ。負けてたまるか!」
世界中が、新型コロナウイルスを克服したある日。いよいよ映画館が上映を再開する日を迎えた。
以前と同様、映画館の前には行列ができ、スクリーンは満席となった。
無事上映も終わり、賢一は、無人になったはずのスクリーンに、一人の少年を見つけた。少年の発した一言とは…
TNCでは「映画の街・北九州」で撮影された作品を下記スケジュールで放送します。
1/17 AM1:50~(1/16深夜) | おっぱいバレー |
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1/24 AM1:50~(1/23深夜) | 私たちのハァハァ |
1/31 AM1:50~(1/30深夜) | サッド ヴァケイション |
2/7 AM1:50~(2/6深夜) | The 焼肉 MOVIE プルコギ |
光石研
審査員特別賞おめでとうございます。自分が参加した作品が、この様な賞をいただいた事、そして北九州の街を海外の方に観て頂き評価して頂いた事、本当に嬉しく思います。
これからも色んな形で、地元を盛り上げていきたいと思います。